議会報告 第5号
少子高齢化や核家族化、地域コミュニティの低下など、様々な社会現象がある中、一つの政策
として、川越市の歴史はもとより、旧九カ村の身近な歴史(郷土史)を学ぶことが、地元地域に愛
着を持ち、住んでいる場所に誇りをもって生きていくことができる、いかに重要であるかを訴え
ました。
川越市では、各公民館において、年間5,6回の歴史講座などを実施しております。その中で、
「身近な歴史を学びたい」、「川越出身ではないが住んでいる所がどういう所だったのか知りた
い」といったご意見を受け、以下のことについて一般質問をさせていただきました。。
・各公民館(市民センター)に歴史ブースを設置すること。
・地域の埋もれた歴史資源の発掘、またはPR推進。
・地域の歴史の語り手の人材発掘について。
・山王塚古墳の国指定史跡について。
・各歴史講座の増設、また先着に漏れてしまった方への対策。
川越市としては、公民館を中心に歴史講座や様々な講座を実施しているが、特に歴史講座に関
しては需要も多く、ある市民センターでは、電話受付を始めて、応募者が多く、たった30分で定
員を超えてしまったそうです。
私自身も、何度か参加をしましたが、意外にも若い方も多く、川越市出身者ではない方が多く
いらしておりました。歴史講座の定員を増やすことは、「座学だけでなく、散歩などをしながら
講師の方と一緒に歴史を学ぶ」講座なため、難しいが、語り手(講師)を増やすことにより(現在
は非常に少ない)、講座の増設が可能となります。語り手の人材発掘や歴史ブースの設置など進
めていく。との答弁をいただきました。